S&P500連動投資信託か連続増配米国株投資、どっちがいいの?

バカでも稼げる米国株高配当投資 おすすめ本

こんにちは。

資産運用ブロガーのアオキ(@aoki_inv)です。

定番のS&P500連動の投資信託を定期積立で買っていこうと思ったのですが、、

「連続増配米国株に投資して、さらにその配当を再投資していく」という投資スタイルがあると聞き、ちょっと辛口の人気投資ブロガーであるバフェット太郎氏の「バカでも稼げる米国株高配当投資」を読んでみました。

  • S&P500連動の投資信託を定期積立
  • 連続増配米国株投資

いずれも投資初心者でも取り組める投資方法だと思いますが、この本を読んで参考になったところをまとめてみます。

米国株投資をされている方、これから始める方は必読書だと思います。

S&P500連動投資信託」と「連続増配米国株投資」のメリット・デメリット

バフェット太郎氏著「バカでも稼げる米国株高配当投資」にヒントがありました。

ヒントというか答えに近いです。

参考になった箇所を引用させていただきました。

S&P500種指数の強みと弱み

S&P500種指数の強み
  • 少額から幅広い投資ができる
  • プロに負けない、市場平均と同等のパフォーマンスが期待できる
  • 誰にでもサクッとできる
S&P500種指数の弱み
  • 割高になっている株をより多く買う羽目になる
  • 永遠に市場平均に勝つことはできない
  • 右肩下がりの弱気相場が続けば損をし続けることになる

米国株高配当投資の強みと弱み

バフェット太郎氏の米国株高配当投資の強み
  • 安定した配当が期待できる
  • 弱気相場に強い
  • 割安な株をより多く買いますことができる
  • 長期的に見れば市場平均に勝つことができる
バフェット太郎氏の米国株高配当投資の弱み
  • ETFのような幅広い分散投資ができない
  • 強気相場に弱い
  • 市場平均に負ける可能性がある
  • 個別銘柄の倒産リスクがある

バフェット太郎氏著「バカでも稼げる米国株高配当投資」より引用

今後の市況がどうなるか?を予測しながら、「S&P500連動投資信託」を選ぶべきか「連続増配米国株投資」を選ぶべきか非常に参考になります。

結論は「S&P500連動投資信託」と「連続増配米国株投資」どちらでもOK

自分でも色々と考えた結果、「バカでも稼げる米国株高配当投資」本でも書かれている通り、「S&P500連動投資信託」と「連続増配米国株投資」どちらを選んでも問題ないという結論にいたりました。

ただし、下記のことは守った上で投資することは必須でしょう。

  1. S&P500連動投資信託は手数料が低いものを選ぶ。
  2. 連続増配米国株投資をする場合は、しっかり投資先企業を調べてから
  3. どちらに投資するにしても定期積立で投資する

①②は当たり前として、③も非常に重要です。

「日本円の貯金が銀行口座にそれなりにあるので、それを投資したい!」という方が結構いると思いますが、それを一気に投資するのはリスクがあると思います。

なぜなら、今手持ちの資金を一気に株に投資した後、直後にタイミング悪く暴落してしまったら一気に資産を減らしてしまうからです。

しかも2019年の現在、もう少ししたら全世界的に株が暴落するという予測が多くのところでされている状況です。

チャートを見ても、タイミング的に暴落がきてもおかしくないですね。

米国株価推移

世界のネタ帳より引用

しかし、定期積立で株を買っていく形であれば米国株が暴落したとしても、暴落後は株を安く買うチャンスになります。

バフェット太郎氏の予測によると、2034年までは米国株は強気相場になると予想していますし、かの有名なウォーレン・バフェットもS&P500連動のインデックス投資を勧めています。

2019年~2020年に株が暴落するという予測通りに進んだとしても、積み立て投資をしていれば、ダメージは少なくても済むし、むしろ暴落後の株を安く買って資産を増やしていける可能性は高いということです。

「バカでも稼げる米国株高配当投資」の感想

連続増配米国株投資
「連続増配米国株に投資して、さらにその配当を再投資して資産を増やしていく」

というバフェット太郎氏の投資スタイルは非常に理にかなっていると感じました。

しかも、どうやって投資していけばいいかが超具体的に書かれています。

これであれば投資初心者の方も、連続増配米国株投資ができると思います。

内容的にも非常に勉強になる内容だったのですが、ここまで具体的にそうすればいいか書かれているとは思っていなかったのでビックリしたくらいです。

話題になっている本ですが、話題になる理由がわかった気がします。

著者のバフェット太郎さんはちょっと口が悪いところがありますが、個人的にはここも楽しんで読むことができました(笑)

ただ、内容は確かな本ですので「何に投資していいかわからない!!」という資産運用、投資初心者の方に非常にオススメの本です。