こんにちは。
資産運用ブロガーのアオキ(@aoki_inv)です。
もし日銀が日本の株を買い続けられない状態になったら、日本の株式市場全体が下落してしまうかもしれません。
そんなタイミングが来るとしたら、日本株を買うチャンスかなと思っています。
「その時に買っておくと良さそうな会社の株がありそうか?」という視点で、大和証券投資情報部著「大予測 投資テーマ別成長業界&企業 2018-2019」を読んでみました。
個人的には、下記のような会社が有望かと思いました。
- 海外向けに商品やサービスを売っている
- 伸びる分野で海外での売上が伸びそう
- 安定している大企業
「大予測 投資テーマ別成長業界&企業 2018-2019」を読んで、役に立ちそうな箇所をピックアップしてみました。
「大予測 投資テーマ別成長業界&企業」で面白いと思った点

超高齢化社会対策の商品が売れる!?
日本は先進国の中でも断トツに早いスピードで超高齢化社会をむかえる。
これはネガティブな要素しかないように思っていました。
でも
逆にこれから高齢化社会がくる先進国に対して、高齢化社会対策の商品やサービスをいち早く作れて販売できる。
こういう考え方は面白いと思いました。
個人的にあまり詳しくない分野なので、もし株を買うとなると勉強が必要ですが、
- 介護用ロボット
- 医療用ロボット
- 老人介護
- 医療、介護向け人材サービス
これらは日本市場でもほぼ確実に需要は増えそうですが、海外へも商品やサービスを販売している会社があればなお良さそうです。
日本を訪れる旅行者増加でどうなる?
2018年は、日本に訪れる外国人旅行者が3,000万人を超えたというデータがあります。
東京都内でも「街で外国人を見ない日はない」というくらい訪日外国人旅行者が増えている実感もありますね。
でも、多くの人が訪れる世界の観光立国(フランスなど)と比べると、実は日本はまだ訪れる旅行者の数はそこまで多くはありません。
まだまだ伸びしろはありそうな分野です。
このインバウンド需要を大きく取り込めそうな会社を調べてみるのも良さそうです。
民泊の分野で、楽天が中国の会社と提携したりして頑張っていたみたいですが、日本では民泊ダメになってしまったので、旅行関連の法律のところもチェックしておきたいところです。
人材不足をロボットが救う!?
2065年には、日本全体人口の半分しか働ける人がいなくなるというデータがあります。
これを補うのはロボットやAIになりそう。
そして、この分野(ロボットやAI)の海外の会社に投資しまくっているのがソフトバンクです。
日本の株価全体が一気に下がったタイミングで、割安でソフトバンクの株とか買えたらナイスな投資ができそうな気がします。
有機EL普及の次は!?
スマホ中心に有機ELが伸びていますが、この次にくる技術で伸びそうな会社に投資できると良い株式投資ができるかもしれません。
有機ELの次の技術と言われているのが下記の2つです。
- マイクロLED
- 量子ドット
これらの技術の可能性と、普及したとしたらどの会社が伸びそうなのかを調べてみるのも面白いです。
あまり知られていないかもしれませんが、蛍光灯は生産終了します。
以前主流だった白熱灯も生産終了しています。
技術はどんどん移り変わってものなので、次の技術に注目してみると面白い企業が見つかるかもしれません。
独断:「大予測 投資テーマ別成長業界&企業」から将来有望な株を考える

「大予測 投資テーマ別成長業界&企業 2018-2019」を読んでみて、興味がある会社をピックアップしてみました。
- ハーモニック・ドライブ・システムズ
- エス・エム・エス
- オムロン
- ソフトバンク
- 安川電機
- CYBERDYNE
- PLSHA Technology
- ダイフク
- 日本電産
- 東レ
- メタップス
- ソフトバンク
- 東レ
読んでいて思ったのは、将来有望な分野でソフトバンクが結構な頻度で登場します。
個人的に、日本の株式市場全体が下落したタイミングで買っておきたい会社の株最有力は、やはりソフトバンクですね^^
「東レ」も面白いと思いました。
宇宙、ドローン、空飛ぶ車分野でも重要な「素材」を提供している会社で、世界のシェアも高いです。
個別株に投資するなら、その業界や会社について詳しく調査してから投資するつもりですが、これらの会社はチェックしておいて損はなさそうかと。
このくらいにしておきます^^;
それでは、また!