こんにちは。
資産運用ブロガーのアオキ(@aoki_inv)です。
言わずと知れた2002年のベストセラー本ではありますが、15年経った2017年の状況に合わせて要所で加筆してくれているので、今読んでも大変参考になる本だと思いました。
いろんな投資ブロガーさんがおすすめしている金融関係の本ですが、良書でした。
- 個人事業主の人
- 給料明細の内容がわからない会社員の人
- これから資産運用したい人
- 資産運用の基礎がわかる
- 節税対策について学べる
- マネーリテラシーが上がる
個人的に勉強になったところをメモ的にさくっと挙げてみました。
「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」に学ぶ

優秀な人がやらない仕事にチャンスがある
優秀な人は社会的評価が低い仕事をやりたがらない。
だから、優秀な人がやりたがらない社会的評価が低い仕事を本気でやれば成功率は高くなる。
経営コンサルタントのように、社会的評価が高くて優秀な人がやりたがる職種がありますね。
こういう職業は収入が高い反面、競争率が高く、優秀ではない人には厳しいというのはわかります。
こういったエリート系の職業ではなく、優秀な人がやらない仕事にチャンスがあるというのは納得できました。
WEB関係ですごく優秀な人が、あえて超アナログな業界に進出したら一人勝ちできる状況もありえるかもしれません。
社会に役に立つものという大前提で、なんか一発当てたいなと思っているので、これは覚えておこうと思います。
お金持ちになる方程式
お金持ちになる方程式がこれ。
資産形成=(収入-支出)+(資産×運用利回り)
「当たり前だろ!!」と思われる人も多そうですが、本質はシンプルですね。
この方程式を意識することで、やるべきことが分かります。
- 収入を増やす
- 支出を減らす
- 運用利回りをあげる
資産形成するために上記の行動が必要です。
自分は上の3つのどの行動をすべきなのか?をしっかり意識するだけで、資産形成に直結する行動を選ぶことができそうです。
お得なのは持ち家か?賃貸か?
いまだに決着がついていないこの議論。
そもそも決着をつけられるものではないのだと思います。
ただ、確実に言えるのは下記のことです。
住宅の購入は不動産投資と同じ。
そして住宅ローンは不動産投資にレバレッジをかけることと同じ。
持ち家購入派の方は、これは覚えておいたほうが良いと思います。
僕は不動産投資のプロには勝てないし、状況が変わったときに柔軟に動けるほうが良いので賃貸派です。
まとめ:お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方(新版)

この本では「いかに稼いだお金から自分の手元に残るお金を増やすか」についても詳しく書かれています。
投資に限らず、ゲームのルールをしっかり理解して臨むことの重要性がわかりました。
そして、これを読んで個人的な経験から反省したのが下記です。
僕は法人を作ったことがあるのですが、節税対策は税理士さんが提案してくれるものだと思っていました。
でも、提案してくるのは税理士さんにマージンが入るであろう保険の勧誘のみ・・・。
結局は自分で税金対策の知識(ゲームのルールを知る)をつけて、こちらから積極的に税理士さんに節税の提案していく必要があることを痛感しています。
独立していない会社員の人であっても、給料明細の内容は理解できるようにしておくことをオススメしたいです。
経営者にせよ、フリーランスにせよ、会社員にせよ、社会の制度のゆがみから黄金の羽根を拾えるように、マネーリテラシーを高めていくことで快適に生きていける可能性は高まりそうです。