話題の漫画!「正直不動産」を個人投資家が読んでみた感想

正直不動産1~5巻 おすすめ本

こんにちは!

資産運用ブロガーのアオキ(@aoki_inv)です。

先日、「正直不動産」1~5巻をまとめ買いしてみました。

正直不動産は、事故物件サイト運営で有名な大島てる氏、不動産コンサルタント長嶋修氏が絶賛の漫画です。

今回はこの正直不動産を読んでみた感想を書いてみます^^

直近でこれらのことを考えている人には特にオススメの漫画です。

  • 家や部屋を賃貸で借りる予定の人
  • 家の購入を考えている人
  • 家の売却を考えている人

読んでいて面白いくもあり、不動産業界の裏側を学べる漫画でした。

祟りでウソを全くつけなくなってしまった営業マンが、ウソをつけないと生き残れない不動産業界で苦労するという内容です。

これが面白くて1~5巻までぶっ通しで読了してしまいました^^;

漫画「正直不動産」から学ぶ、不動産業界

不動産業界は「千三つ」=(千の言葉の中に真実は3つしかない)

主人公の永瀬の言葉で「1,000個の言葉があったら、本当のことは3つしかない。」と不動産業界をあらわした言葉です。

商談中「これを言ったら契約が決まらない!」というシーンがたくさんでてきますが、ウソを言うことができなくなってしまったトップ営業マン永瀬は大幅に営業成績を落としてしまいます。

お客さんに隠しておけばいいこと、明らかにお客さんが損することを黙っていることができなくなって苦戦している様子が面白いです。

この漫画を読んでから、自分が部屋探しをしていた時のことを思い返してみる「あの時、不動産会社の担当者にウソをつかれていたな」と思い当たるフシがいくつもあります。

正直者はバカを見る、という言葉がありますが、部屋を借りる時や家を買う時に不動産会社の言いなりで決めてしまうといいカモになってしまいますね。

僕は賃貸派ですが、今後部屋探しをするときの不動産屋さんに丸投げするのは危険で、自分で知識をつけていかないといけないなと感じさせる漫画です。

相場に比べて安すぎるのは、必ず理由がある

相場より安いということは必ず理由あるのに、それを親切に不動産会社の担当者が教えてくれるとは限りません。

言ってしまっては契約が取れないからです。

  • ・物件に法律上の問題があっても黙っている
  • ・実は事故物件だった。
  • ・実は悪徳オーナーで部屋の敷金・礼金で利益を得ている物件

などなど。

物件としては良いのに、相場より安い場合は自分で問題ないか判断できるようになっておきたいところです。

事故物件かどうかは「大島てる」のウェブサイトで確認することはできます。(事故物件でも入居者が入った場合は事故物件表示は消える?)

同じ物件なのに、片方は仲介手数料無料。片方は手数料一か月分。

漫画内で、たまたま同じ物件を契約した大学生2人が登場します。

同じ不動産会社で同じ物件なのに、片方は仲介手数料無料なのに、片方は仲介手数料を取られているのはなぜか?というシーンです。

これは本来、不動産会社が借主から仲介手数料をもらわなくても収益を得られる物件にも関わらず、借主から仲介手数料をもらって広告料ももらい、二重に利益を得ていたというのが理由でした。

AD100、AD200というような記載がある場合、不動産仲介会社としては本来仲介手数料はもらわなくてもよい物件を指すようです。

まとめ:漫画「正直不動産」の感想

もう一度この漫画がオススメな人を挙げてみます。

  • 家や部屋を賃貸で借りる予定の人
  • 家の購入を考えている人
  • 家の売却を考えている人

ほとんどの人が、家や部屋を借りるか、家を買ったりすることを考えると、騙される可能性を下げるために万人にオススメしたい漫画です。

普通の面白い漫画を読む感覚で、不動産業界のことを勉強できます。

これ以外でも正直不動産をオススメしたい人としては、これから不動産投資をやろうと思っている人ですね。

不動産投資をする場合、動く金額が大きくなるので騙されて失敗してしまうと人生が激しく狂ってしまいます。

ということで、正直不動産オススメです。

それでは!